削りきれない出っ張りを、熱を加えて凹まします。
アルコールランプで充分に加熱した後(自分は、表面に油が浮き、竹が締まってくる位まで加熱します。)節部の型に合わせて削った木型を、バイスにセットして締め上げます。

これだけの作業ですが、真竹の元に近い部分は曲がりがきつく、簡単には矯正できません。
非常に忍耐とこつが必要な作業です。
しかも、スプリットケーンに節が3つとして、2ピースロッドで、3×12=36箇所もこの作業をしなければなりません。
しかし、この工程は非常に重要であると考えています。
以下画像は矯正後の節部分です。

コメント
こんにちは。前blogのすそパの件ですが、よろしくお願いします。
竹竿作り・・・大変なんですね。この節の1つあたりの凹みを強制するのにどれくらいかかるのですか?職人ならではの根気のいる作業なのですね。少しずつ完成までの工程が見れるので楽しみです。
投稿: しんのすけ | 2006/11/12 23:44
こんばんは。節の高さも色々で一概に言えませんが、結構手間がかかります。
竿一本ぶりで2時間ほどでしょうか。
すそパ、楽しみにしていますよ(^_^)v
投稿: 日曜釣師(管理人) | 2006/11/15 22:31