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2012/01/25

森の泉

”雄大な富士の湧水の恩恵が、細々と残っている場所がある。”
先の記事で書いた場所に、仕事の合間に行ってみた。

小さな小川を遡ると・・・

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森の中に、こんこんと湧き出る泉がある。
富士山の湧水だ。
ヒューム管はご愛嬌だが、真ん中のコンクリ板の下からゴンゴンと水が湧いている。
水質はばっちり、もちろん美味い。
名水だ。

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小規模ながら、湧出量はかなりのもので、ここから川が流れ出している。
水源地だ。

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数十年前には、ザルで掬えるほどヤマメがいたようで、祝い事などには押し寿司にしたそうだ。
御殿場のこの周辺には、この規模の水源地が点在している。

しかし、田圃の圃場整備や、護岸整備で、見る影もなくなっている。
この辺りには、昔からのDNAを引き継ぐネイティブが、必ず潜んでいる。

春になったら、探索してみよう!

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2012/01/23

今日の釣り

今日は、午後から2時間ほど沼津の海で釣りをしてきた。
狙いはカマスだ。

先日仕入れたラインを、早速試してみた。
すいすいと沈んでいく・・・

ラインシステムは、思惑通りの働きをしてくれるが、お魚の活性が・・・
やはり、冬は厳しいな。

でも、冬でも元気な魚がいる。
メジナだ。
次回はねらってみよう。

しかし、なんでこんなに海の魚に魅力を感じるのだろうか。
それは、ネイティブだからだ。

淡水の魚、ことに渓流魚は、日本が豊かになったことと引き換えのように、住処を追われてしまった。
我々アングラーが釣りを楽しむのは、放流に依存している。
その点、海は雄大なため、自然の営みによって、まだ健全なサイクルが保たれていると自分は思う。

しかし、地元の渓にもその可能性が残っている。
雄大な富士の湧水の恩恵が、細々と残っている場所がある。
そこに、ネイティブな渓魚が残っていることは間違いない。

その場所は、アマゴとヤマメの分布の境界なので、とても興味深い。
春になったら、その渓魚と邂逅したいと密かに目論んでいる。

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2012/01/21

40+ エクストリーム 

沼津沿岸では、まだ場所によって、カマスが釣れているようだ。
ただ、ボトムにべったりのようなので、フライで釣るのは難しい。
ましてや、魚が溜まっているところは、人も溜まっているし、
堤防でフライをキャストするのは、非常に神経を使う。

自分がよく行く場所は、水深もあるため、タイプ4ラインで、底まで4~5分かかる。
潮が動いているときは、6分待っても底に着かない。
これでは、手返しが非常に悪い。
それに、疲れるし、飽きる。

そんな訳で、エアフロの「40+ エクストリーム #6 Di7」 を購入してしまった。

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シンクレートはタイプ7相当だ。
これで、明日の釣りがどう変わるか楽しみだ。


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2012/01/08

’12 初釣り 管理釣り場~ソルト

新春1月3日、初釣りのお誘いを頂いた。
場所は、すそのフィッシングパーク。
富士山麓の湧水と、型揃いの魚がウリの釣り場だ。

ブログリンクをして頂いている、先輩方の初釣りのお供だ。
くちばしの黄色い自分に、心安く声を掛けていただけることは、とてもありがたいと思う。
改めて、感謝申し上げます。

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待望の初釣り。
まずは、魚の顔を拝むため、フローティングラインで、ニンフをスローリトリーブ。
クリアなポンドには、淡色系、それも白が効く。
#14の白のニンフをゆっくりと引っぱる。
反応は上々だ。
程よくキャッチしたところで、今はまっているソルトの練習のため、シンキングラインのSTシステムでアプローチしてみる。
シンクレートはタイプⅡ。
魚のいるレンジをミディアムリトリーブ。
フローティングラインの釣りほどではないけど、結構あたってくる。
ラインシステム等、良い感触を得ることができた。
リーダーシステムは、フロロのノッテッドリーダーを試したが、感度の良さには改めて驚いた。
カウントダウン後、フライがボトムについて、底に溜まっている枯れ葉を引っ掛ける感触も分かった。
表層で、水生昆虫を意識している魚には、ソフトハックルでアプローチしてみる。
ごくごく、スローなリトリーブに、反応は上々だ。
この手のアプローチにでる魚は、コンディションもばっちりだ。
とても良い練習になり、翌々5日に、沼津の海に、カマスを狙いに行って来た。

さすがに海水温も下がったため、カマスは、ボトムにぴったり張り付いているようだ。
強風の中、タイプ4をカウントダウン。
潮も流れているため、非常にタフなコンディション。
あたりは遠い。

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カウントダウン4~6分、どうにかカマス2尾を釣ったところで、場所を移動。

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富士山目掛けて渾身のキャスト!
カサゴとメバルが慰めてくれた。

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冬の海では、カマスの泳がせ釣りでブリが上がったり、体長2mあまりの鮫が釣れた獲物をさらっていったり、大物の気配が濃厚だったよ。

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