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2012/05/29

続・現場脇にて・・

先日の記事の、現場脇の小渓に再挑戦。

先日の8寸が、また時折ライズしている。
もう一回りデカイ奴もふらふらしているが、どちらもフライにはバイトしない。

また後で様子をみようと、堰堤下のプールへポイント移動。
相変わらず尺クラス2匹が定位している。
渇水気味で、水面上はほとんど止水状態、水深もあるので、ドライフライには反応しない。
ヤマメを観察すると、時折、水中の餌を捕食している。
これはいけるかも、とソラックスにシルバーワイヤをぐるぐる巻きにしたフェザントテールニンフを、0.4のティペットに結んだ。

フライをキャスト。
先頭のヤマメがフライを見つけたようだ!
ゆら~っと浮いてきて、パックン!!

「喰ったッ!!!」

グリングリンとローリングして、堰堤のトウフブロックの下に潜り込む。
しばしの緊迫感溢れるファイトの後、ランディング。

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この手の釣りは、忍野でイヤっていうほどやっている。
その経験が活きたね。
がっちりいいとこにフッキングしていた。

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サイトの釣りは、やっぱり興奮するね。
ブラインドのドライフライへのアタックも衝撃的だけど、それ以上に刺激的かもしれない。


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2012/05/26

リール制作~フレームの穴開け、完成

片刃バイトで段差を仕上げ、穴ぐりバイトで内径を所定の寸法に仕上げて、フレームの旋盤加工は完了だ。

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次の問題は、フレームの穴開けだ。
フライス盤があれば、均等に割り出しができるが、フライスは持っていないので、割り出しに工夫が必要だ。
あれこれ思案したが、CADで原寸図を書いて型紙を作り、ポンチでマークをすることにした。

割り出しは何とか上手くいき、いよいよボール盤で穴開けだ。
砲金のように粘りのあるワークは、油断禁物だ。

承知していたのに、貫通寸前にドリルが食い込み、ワークがバイスから外れて振り回されてしまい、穴がゆがんでしまった・・・

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まあ、習作のつもりで、このまま1つ作ってみよう。

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2012/05/25

リール制作~フレームの旋盤加工

切り出した砲金パイプの旋盤加工。

1.端面を片刃バイトで平滑にする。
2.外径削りの下準備のため、内径の円周を削る。

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3.チャックを内爪に替えて、内側の穴を広げるようにワークを固定して、外径を所定の寸法に切削する。

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砲金は、切削する際の切り粉が、バラバラと盛大に飛び散る。
とてもじゃないが、真正面では作業ができない。
切り粉避けのガードを考えるか、作業用の防護服やゴーグルなどで装備しないときついかな。


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2012/05/17

リール制作~フレームの切り出し

リール制作、まずはフレームから。
砲金パイプ(ガンメタル)を約4mmに切り出す。

手持ちの工具で方法を検討すると、旋盤で突っ切る、丸ノコ盤で切断する、金ノコ盤で切断する、といった方法がある。
旋盤、丸ノコ盤は、切断する際の材料のロスが大きい。
4mmスライスするのに、3mm程度のロスがでる。
金ノコ盤なら2mm弱といったところか。
切断面の精度に少々不安があるが、金ノコ盤で切り出した。

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2枚のフレーム材を切り出した。
次は旋盤加工だけど、また気が向いたらやろう。
ぼちぼち気長にやっていくつもりだけど、このペースでは、いつになったら完成するやら・・・

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2012/05/12

現場脇にて・・

取引先の釣り好き親方より情報入電!

本日午後、取引先の現場脇の小渓にて・・

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他に9寸上が出るもバラシ・・orz

堰堤下に定位する、尺2匹には相手にしてもらえず・・・

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2012/05/09

4月後半の釣り

大型連休2日目の日曜日、御前崎の3キロ圏内さんに、H川水系にご一緒していただいた。
前回、忍野のYさんとご一緒していただいた際、先行者がいたため、入渓出来なかった渓に再挑戦した。 今回は先行者はいなかったものの、落ちたてほやほやの湯気が立っていそうな落石が林道にあったり、野犬(放し飼いか?)が3頭うろついていたりと、少々物騒だったが、何とか渓に降り立つことが出来た。

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渓では水生昆虫のハッチがすごい。 渓谷も新緑に溢れ、とってもイイ感じだ。 案の定、釣り開始早々に、3キロ圏内さんにアマゴがヒット。
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続けて、自分にも、今期初岩魚が。

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幸先いいなあ。 しかし、アプローチの関係から、釣り場はごく短い。 前回渓相ばっちりながら、魚影はさっぱりだった渓に、盛んな水生昆虫のハッチに眠った渓が目覚めるか!?と期待を抱き、再挑戦を決行した。
山を断ち割ったように屹立する両岸に迸る渓流は、小渓ながら、息を呑むほどに美しい。

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しかしながら、期待に反して、相変わらず魚影のほうはさっぱりだ。 結局この後は、魚には嫌われてしまい、何とも尻すぼみで、今一つ残念な釣行となってしまった。 しかし、この渓の美しさには本当に癒される。

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2012/05/03

4月の釣り

更新が滞り気味だけど、釣りにはぼちぼち行っている。

今シーズンは、人跡の少ない、渓流らしい流れを求めたいと感じている。
フライフィッシングを始めた頃は、岩登りの技術も無いのに、渓畔に道もない、山に突き上げるような渓を求めて釣り歩いた。
魚は小さいし、魚影も薄いけど、渓相の良い川は気持ちが良い。
これからは、そんな渓を、危険は避けて安全に愉しんでいこうと思う。

忍野のYさんにお付き合いいただき、H川水系の支流に赴いた。
以前より気になっていた支流だ。

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本流出会いから釣り上がる。
すぐに落差が出始め、両岸が屹立した谷底を、清冽な水流がほとばしる。

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新芽も芽吹き始め、瑞々しい。

渓相はばっちりだけど、魚影はさっぱりだ。
悲しいことに、渓の美しさと楽な入渓が重なる渓は、例外なく魚影が薄い。(というか、殆ど魚がいない。)

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Photographed By Mr.Y

小さな落ち込みの流芯で、ようやく美白のべっぴんさんがでてくれた。
お目目ぱっちりのスレンダー美女だ。

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その後もあちこちの支流、本流を覗いてみたが、ことごとく先行者があり、芳しくはなかった。

でも、雄大な自然に触れて、日ごろのストレスも綺麗に解消できた。
Yさん、お付き合いありがとうございました。
また行きましょうね!

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