ツナゲーム
釣り仲間と、マグロの釣りを計画した。
昨年より興味を持ち、早く体験したいと思っていたので、とても楽しみだ。
漁場は相模湾。
熱海の網代港より出船だ。
トリヤマ、ナブラを探しながら航行するも、黒潮の蛇行の影響か、行けども行けども海面は静かだ。
2時間ほど経過、ようやくペンペンシイラの群れ。
フライのチャンスだが喰いきらない。
ルアーの同船者がようやく1匹。
この後、エリアをガラッと移動。
ようやくキハダマグロの散発のボイル発見!!
皆でルアーをキャストするも、程なくゲーム終了。
この後は流浪の時間が続く・・・
太陽も中天に昇る頃、再度キハダのボイル!
こいつはデカイ!50~70キロクラスだ。
大型は警戒心も強く、キャスティングレンジは80m以上。
自分はルアーの経験も少なく、飛距離も届かず、とても手が出ない。
鳥の動きから、ベイトフィッシュの位置を予想し、それに伴って起こるマグロのボイルを予測して、ルアーをキャストする。
80m以上先の目標をピンポイントで撃つ。
そのためには、ラインシステムやキャスティング技術など、トータルで高い技術が求められる。
はっきり言って、完全に甘く考えていた。
とんでもなくシビアな世界だ。
キャスティングで獲るツナゲーム。
このゲームが成立するには、海底の地形など熟知した船長による、魚を見つける技術、釣らせるための操船技術が大きくものをいうのだろう。
そして、アングラーのスキルも磨かないと、勝負の土俵にも立てない。
とにかく度肝を抜かれた感だった。
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コメント
凄い方向に向ってますね。
渓流のフライとは別世界で、そちらも楽しそうです。
投稿: チュン | 2013/08/18 11:45
チュンさん、毎度です!
自分は、とにかく腕力には自信があるので、力ずくの体力勝負みたいな釣りに憧れます。
1対1の真っ向勝負。
ガツンといきますよ!!
投稿: 日曜釣師 | 2013/08/18 21:56